ライブ配信で気を付けたい4つポイント

オンライン上ですべて完結するライブ配信。だからこそ、目に見えないけれど危険な落とし穴もあります。当日の予期せぬトラブルを避けるためには何より知識が大切です。

今回は、初めてのライブ配信イベントを行う前に気を付けておきたいポイント4つを解説していきます。


≪TOPIC≫                  

■ 配信イベントで気を付けたいポイント

 1.配信環境(ネット回線)

 2.配信ツールのアカウント開設や設定は事前に

 3.Youtube配信はBGM音源の著作権に注意

 4.アーカイブ/ログをしっかり残す


1.配信環境(ネット回線)                  



ライブ配信における最大のリスクは「回線トラブルによって配信が止まってしまうこと」。リアルイベントに例えると「本番中に映像や音声が途切れる」「開始/終了時間が大幅にずれる」といった状況と同じです。

回線トラブルを防ぐため、配信拠点のネット環境については入念な確認をしましょう。

以下の4点がクリアできていれば、配信を行うのに適した環境といえます。

配信拠点選びの際には参考にしてみてください。


 ・有線LAN接続ができる

…無線wi-fiは接続が不安定でリスクが高いため、配信イベントには不向きです。

LANケーブルで接続可能な場所を配信拠点に選びましょう。


 ・回線速度上り30Mbp以上を、本番日時を含め常時確保できる

…安定した配信ができる基準となるのが上り30Mbpと言われています。

(上り=コンテンツをアップロードする際の回線速度)

配信拠点の回線チェックをする際には、上り30Mbp以上の速度が常時出ているかを確認し、不安であれば配信本番と同じ時間帯に回線速度を測っておきましょう。


 ・配信専用の回線がある

…配信で使用する回線が別のフロアや用途でも同時に使われている場合、上記の回線速度を満たしているとは言えません。オフィスのネット回線で配信をしようとしたらセキュリティサーバにブロックされてしまう、といったことも…

共有回線での配信は状況次第で回線トラブルの原因になるため、配信専用の回線を確保するようにしましょう。

 

 ・バックアップ用に別経路の回線がある

…基本的にネット回線が1経路あれば配信自体は可能ですが、万が一その回線が落ちてしまった時のリスクヘッジとして、別経路の予備回線があると安心です。

一般的な貸し会議室やレンタルスペースでは1回線しかないことが多く、「2回線」と銘打っていても有線LANと無線wi-fiの1回線ずつだったりすることもあるので要注意。

「回線ダウンは必ず避けたい」という方は、NURO/フレッツの高速有線LAN2回線を完備するドテスタをはじめとした“配信専門スタジオ”を選ぶのが得策です。



2.配信ツールのアカウント開設や設定は事前に          


配信ツールは(無料ツールは特に)自身でアカウントを開設したり、各種事前設定を行わなければいけないものが多いです。

YoutubeやZOOMなど日常的に使っているツールであっても、個人での使用/視聴用とイベント配信用では必要な設定が異なります。セキュリティ面からも「既存のアカウントをそのまま使う」という訳にはいかないので、配信専用アカウントの新規開設が必要です。

また、YoutubeLiveで配信をする際はアカウント開設後、24時間経たないと配信ができないので注意してください。

使うツールが決まったら利用条件や使い方を調べた上で、早めの段階で事前準備は完了させておきましょう。


3.Youtube配信はBGM音源の著作権に注意           



YoutubeLiveは無料配信ツールの中でも圧倒的なシェアを誇り、非常に拡散力のある優れたツールです。ですが、BGM使用時に必ず気を付けなくてはいけない落とし穴があります。


YoutubeLiveでは市販のCDやDVD、有償で提供されている音楽を無断で配信するのは違法となります。「数秒間だけの使用」や「アレンジした上での使用」であっても、AIによって違法とみなされた場合は強制的に配信が止められてしまうこともあるのです。


Youtube配信で使うBGMは以下のいずれかから選ぶようにしましょう。

 ①JASRAC(日本音楽著作権協会)が管理する音源

 ②著作権フリーの音源

 ③Youtubeオーディオライブラリー内の音源


「どうしても市販のBGM音源を使いたい」「コンテンツに合わせて音源の指定がある」という場合は、YoutubeLiveの代替となる有料配信ツールを検討してみてください。


4.アーカイブ/ログをしっかり残す               



当日配信した動画は後にアーカイブ配信をしたり、広告・宣伝活動に使ったりと、有効な使い道が沢山あるため、収録データを残すことをおすすめします。

ここでは、配信動画のアーカイブを残す方法を3つ紹介するとともに、各方法のポイントについても解説します。


①配信ツールの収録機能を使ってPC本体で収録する

最も手軽で安価に収録可能です。「画質・音質が劣る」「配信が途切れた場合そのままの映像が残る」といったデメリットがあるため、自身の保管・記録用であれば問題ありませんが、「後に別の用途でも動画を活用したい」という場合は②③の方法が良いでしょう。


②カメラ本体で収録する

ビデオカメラで撮った映像をアーカイブに使うという方法です。

この方法は「配信映像」ではなく「カメラの映像」しか撮れないため、アーカイブ用に後日映像を編集することが前提となります。また、マイク音声やBGM音源は編集用に別途録音・用意する必要があるので忘れずに。


③収録機(レコーダー)を使う

すべてのコンテンツや音声を最も安全かつ高クオリティにアーカイブできる方法です。

配信用と収録用で機器を分けておくことで、配信で途切れてしまった部分があってもアーカイブにはきちんと残すことができます。


非対面形式の配信イベントは、参加者の反応・反響もオンライン上で確認することになります。そのためにはアーカイブに加えてログ(PV数、視聴時間などの参加者のデータ)を残すことも非常に重要です。しっかりとログを取り分析することで、次回開催時にイベントをよりよいものにしていけます。

ドテスタのオリジナル配信ツールAZAstreamほか、ログやアンケート取得の機能が付いた有料配信ツールは複数あるので、有効に活用してみてください。